片道所感

お気持ちblog,はじめました.

221220 蒲田のトンカツ屋

「トンカツといったら、和幸派?勝烈庵派?さぼてん派?まい泉派?」

むかし飲み会で確か先輩はそう語っていた。

もう5年くらい前の話である。

わたしは鎌倉支社にいた時にたまにいただくことがあった勝烈庵のカツというか付け合わせの海苔の佃煮がとても好きで、それ以来の勝烈庵信奉者であるが、地元が川崎であったということもあり和幸のとんかつもとても好きだ。

先輩曰く、川崎的には「和幸?勝烈庵?みやこ?」の三択らしいが、みやこさんの事を私はよく知らない。

ちなみにわたしはライスをあまり求めていない(何故ならばあればあるほど食べてしまうほどライスが好きなので、付き合い方を選んでいるのである)人間であるのだけど、和幸のかつ丼はとても美味しいし、ご飯もずっしりしているので是非このポストを見ている諸賢は何かの折に召し上がっていただきたい。

なお、わたしが言っている和幸は「とんかつ和幸」であり、「いなば和幸」でも、「🌱とんかつ和幸」でもないのでお気を付けて。

和幸のカツ丼はずっしりしていて好きだし、あそこのカツサンドまい泉よりもおいしく、紀伊国屋にも肩を並べる(どっちが上かは知らんけど紀伊國屋って響きはセゾン!セレブリティ!な雰囲気をなんとなく感じる)くらい美味しいのだけど、

実はそれ以上に美味しいな、と思うのが蒲田にある「とんかつ檍(あおき)」のカツ丼(定価1000円、割引があると500円)。

本店ではなく「あすと商店街」にある支店にポップが立ったいるイメージである。(……写真があると思ったけれども無かった、申し訳ない、、、。)

TwitterのフォロワーのM姐さんが蒲田でイチオシしている御褒美のお店でヒレカツ(特上2700円)もいただいたことがあるが,めちゃくちゃ美味しかったことを覚えている。

ちなみに檍は丸一と共に蒲田ととんかつ御三家だとか。

蒲田には何気にとんかつ屋が多いようで、それはなぜかは私は知らないけれど、色々な系統があるらしい。

是非、何かの折に蒲田でトンカツ食べ比べをしていただきたい。(腹に入らへん、それな〜)

今朝テレビでいいおじさんたちがとても美味しそうにトンカツを食べているのをみてしまい、あさから頭がトンカツになってしまった。

トンカツおじさんモードになったわたしは、仕事の途中にも関わらず夕方、トンカツを求め、「トン!カツ!トン!カツ!」とおだやかじゃない!ことを叫びながら蒲田に向かう。

目指すはテレビで取り上げられていた「とんかつ大希」。

サクサクの白い衣に、少しレア系のカツがいかにも蒲田らしい。岩中豚を使用しているらしい。

こういう意識高い系は値段も高いんだよなぁ……と、思いながら、テイクアウトのお弁当から醸し出される衣と肉の匂いにはすはすしながら、職場に戻る。

美味しそうな、多分いい米使ってるんだろうなぁ……炊き方は羽釜炊きとHPにある。

なんかお米だけでも美味しそうな気がする。

キャベツもたんまりもってあって◎

漬物もとても美味しい。

蒲田のこのレアっぽい色したタイプのトンカツは、まちがいなくソースではなく先に岩塩でいただくべさ。

岩塩をかけて、口へいれる。

……

……ふ、ふふふ。

自然と口から声が出てしまう。

いや、おいしい。

何と言うのか、口から笑い声が出てくるほど。

こんなのめっちゃ久しぶりやん。

とにかく、なんか美味しいのよ。

岩中豚でもSPF特選を使っているそうだけど、SPGアメックスって言われても品種なんてよくわからないわたしにはたぶん気づかない。

その程度の意識の低さを持つわたしだけども、めっちゃくちゃおいしい。

HPをみると、調理法から肉から油からパン粉から、全てこだわり抜いたとある。

たしかにその心意気を凄く感じる、めちゃくちゃ美味な方でした。

絶対弁当よりかは揚げたての方が美味しいんだろうな。

今日は全席予約で六時にかかる人は受け入れてなかったけれど、チャレンジの価値は絶対ある。

是非、蒲田にお越しの際は。

そして、このスパイシーなカツカレーも絶対美味しいんだろうなー、と。